転んで教わった、雨の日のブレーキ
今朝は雨でした。仕事へ向かう途中、急な歩道橋の下り坂で、自転車ごと転んでしまいました。肘と膝から血が出て、ズボンの膝も破けてしまいました。濡れた道で運が悪かった、と言いたいところですが、本当の原因は別にありました。私のブレーキの使い方だったのです。
転んだ瞬間は、一瞬痛くて、立ち上がれなくなりそうでした。そこへ通りがかったサラリーマンの方が、倒れた自転車を起こして助けてくれました。近くを掃除していたおじさんも心配して声を掛けてくれて、そして教えてくれたのです。「雨の日は、前のブレーキも使わないとだめだよ」と。
考えてみれば、知らない方に二度も助けられた朝でした。倒れた自転車を起こしてくれた手と、掃除の手を止めて教えてくれた一言。どちらも、ほんの通りすがりの私のためにです。痛い思いはしましたが、人の優しさが身に沁みる朝でもありました。おじさんのあの一言がなかったら、私はきっと原因が分からないまま、いつかまた同じ転び方をしていたと思います。
実は私、ずっと後ろのブレーキしか使っていませんでした。前のブレーキを握るとつんのめりそうで怖くて、右手だけでブレーキを握って暮らしてきたのです。前々から「なんだか止まり方が不安定だな」とは感じていました。でも、まさか自分の握り方に原因があるなんて、思ってもみませんでした。
思い当たることは、あります。雨が降るたびに「ブレーキの効きがおかしい」と自転車屋さんへ持って行って、買ってから1年も経っていないのに、ブレーキのチューブを前も後ろも取り替えてもらったことがありました。悪かったのは自転車ではなくて乗り手の方だったのですから、今思えば無駄な出費です。自転車屋さんも、まさかお客が前のブレーキを一度も握っていないとは、思いもしなかったでしょう。せめて人の話を聞いて、勉強だけでもしておくべきでした。乗り方の癖は、自分では間違いに気付けないものですね。
仕事場に着いて、絆創膏をもらって手当てをしました。痛み止めは、持ち歩いている芍薬甘草湯という漢方薬しかなかったので、それを飲んだら、これがよく効いてくれました。以前は転ぶたびに、次の日は全身が打撲の痛みで大変だったんです。だから痛みが本格的に出てくる前に、予防のつもりで早めに飲んでおくのが良いのかもしれません。今はほとんど痛くないのですが、こういうのは翌日にやって来るものなので、明日の自分に少しだけ身構えています。
帰り道は、練習をしながら帰りました。朝と同じ歩道橋と、家の近くの坂で、両手のブレーキをちょいちょいと軽く握る練習です。子供の頃にあまり自転車に乗らなかったので、今になって覚える羽目になっています。何歳からでも覚えられる、と思うことにします。
練習しながら、高校生の頃の友達のことを思い出しました。朝の通学路で、その子は自分の自転車を押して、歩きの私に合わせて一緒に歩いてくれていたんです。私が逆の立場だったら、きっと無理です。せっかく自転車があるのに押して歩くなんて、先にすいすい着いてしまうと思います。あの頃はそれが当たり前のような顔をして、隣を歩いていました。本当に良い子だったんだなあと、今頃になってしみじみ感じ入っています。
人の話を聞いて学ぶこと。誰かにアドバイスをもらえるありがたさ。そして、歩幅を合わせてくれる友達。今日一日で身に沁みたことは、大人になった今からでも、オンラインでも始められます。私はお金や副業の事を学び合えるオンラインの街リベシティで学んでいて、夜は毎晩、読書会も開いています。気になった方は、ふらっと覗いてみてくださいね。
今回は擦り傷くらいで済みました。でも、いつもそうとは限らないからこそ、ヘルメットだけは前からちゃんとかぶっています。頭さえ守っていれば、あとは絆創膏と漢方で何とかなりますから。幸い手はいつも通り動きますので、お店の方はご心配なく。仕分けの済んだ宝飾品や限定グッズの出品も、どんどん進めていきますから、どうぞ期待して待っていてくださいね。皆さんも、雨の日の下り坂にはくれぐれもお気を付けて。それでは今日も、ほのぼのと。
チビとら
転んだ日の助けになってくれた物から、2つだけ選びました。備えあれば、です。
※ 当サイトはAmazonアソシエイト・楽天アフィリエイトに参加しています。
ほのぼのしたい ちびとら