たたんだお店と、毛糸の看板
三連休の中日です。まずはご報告から。昨日の日記で宣言した2時間がかりの水槽の大掃除、今日ちゃんと決行しました。フィルターを交換して、ガラスのコケを磨いて、本物の水槽はぴかぴか。そしてアプリの画面の水槽には、約束どおり新しい仲間が1匹加わりました。魚が1匹増えただけで一日じゅう機嫌がいいのですから、我ながら本当に立派なゲーム脳です。
さて、今日の本題は掃除の話ではありません。実はこの連休、水槽のほかにもうひとつ、こつこつと進めていることがあります。ネットの上に、小さなお店を建て直しているのです。
白状すると、私は以前、一度お店を開いたことがあります。「BASE」という、自分のネットショップを無料で作れるサービスです。張り切って開店したものの、選んだ商品が冷凍便でしか送れないものだったせいで、送料の壁にぶつかりました。商品の値段より送料のほうが目立ってしまうお店は、なかなか難しいものです。そのうちスマホのアプリでログインができなくなる日が続いて、気づけばお店は、開かずの扉のまま。
それを今回、思い切ってきちんとたたんで、まっさらから作り直すことにしました。BASEは一つのアカウントに一つのお店で、お店の住所にあたるURLも後から変えられない仕組みなので、「やり直すなら一度退会して、新規から」が正解だったのです。長らく悩まされたログイン問題も、スマホでがんばるのをやめてパソコンから開いてみたら、あっけないほどすんなり通れました。何事も、道具との相性は大事です。
新しいお店の名前は「ほのぼのニット」。棚に並ぶ予定の商品は、母の手編みの編み物です。じつは少し前の日記で、母が編み物に夢中になっているという話を書きました。あのときは売るつもりなどまるでなかったのに、ひと月もたたないうちにお店を構える話になっているのですから、わからないものです。母は昔から手仕事の得意な人で、いまは夏用の編みカバンの第一号がもう完成しています。お店の看板の絵は、AIの相棒チャッピーに頼んで、毛糸玉と子猫の水彩画を描いてもらいました。名前が決まって、看板が掛かって、お店の器はもうできあがり。ここから商品の写真を撮って、値段をつけて、ひとつずつ棚に並べていく段です。開店したら、この日記でも真っ先にお知らせしますね。
そして、思い出したお店がもうひとつあります。「minne(ミンネ)」というハンドメイド専門の市場にも、じつはずいぶん前に登録したまま、ずっと眠らせているお店があるのです。BASEが通りに面した自分の路面店だとすると、ミンネは人通りの多い手作り市場。編み物の好きな人が、向こうから見つけに来てくれる場所です。両方にお店を出している作家さんも多いのだとか。眠っているこちらのお店も、BASEを整えたら順番に起こしてあげるつもりです。母の編んだカバンが、いつかあの市場の通りに並ぶところを想像すると、ちょっと楽しくなります。
とはいえ正直なところ、やることが一気に増えて、「私にやっていけるかしら」と弱気になった瞬間もありました。でも考えてみれば、水槽の大掃除だって49日ためこんだのを、アプリと一緒に一歩ずつ立て直したばかりです。お店もきっと同じ。いっぺんに全部やろうとせず、やれることから一つずつ。まずはBASEの棚に、最初の一つをちゃんと並べるところからです。のんびりしていると、母が次の作品を編み上げてしまいますから、私の準備が追い越されないようにしなくては。
明日は連休の最終日。見たかった映画を1本流しながら、フリマの出品を進める予定です。もちろんお店の商いはこれまで通り、夏物を中心にどんどん出品していきますから、どうぞ期待して待っていてくださいね。それでは今日も、ほのぼのと。
チビとら
編み物とお店の準備から、2つだけ選びました。
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ほのぼのしたい ちびとら